オルゴールセラピー体験談①

本人体験談①

私がオルゴールセラピーと出会ったのは2019年で脳出血による後遺症で発症した発症率のとても稀な視床痛と言う病に苦しんでいた時でした。

医師から宣告されても「そうなんですね」で止まっていましたが、インターネットで調べれば調べるほど絶望的なことしか判りませんでした。

院内のペインクリニックを紹介されて受診するようになり、お薬の量も増え続け、痛みと副作用で働くのが辛くてたまらない状態でした。

毎晩のように「足を切り落としたい」と懇願しても、脳の病気だから意味がないでしょう?と諭されましたが、足の裏に床が触れるのが避けられるだけでも良いし中途半端に動けるし、働けるから障害年金もなく、生活ができないのでいっそのこと無くても構わない。働けない状況で痛み止めを飲み続けた方が良いとさえ、訴え続けました。

その折に妻がオルゴールセラピーっていうので視床痛が消えたっていう記事があったけどやってみる?と言う言葉をくれました。

初めて聞く単語で「なんだそれ?」と言う感じでしたが効果があったという前例に対して藁にもすがる思いで先ずは資料請求をしてみました。

頂いた資料を読む限りでは効果は期待できそうな原理だったので取り組みたいと思いましたが、レンタル料と薬代で3万を超える治療費と分割での入院代の支払いを抱えた現状では諦めるか先延ばしにするしか選択肢はありませんでした。

ですが、季節の変わり目に差し掛かりまともに歩けない程の痛みに襲われ、出勤できない日々が続きました。

上司からのなぜ来れないのか?と言う質問にも明確な理由が答えられず、心身ともに疲れ切ってしまいました。

その時にオルゴールセラピーの事を思い出して、妻に借金してでもレンタルを試させてくれないか?とお願いしたのが始まりです。

始めてオルゴールを手に取った時は、ゼンマイを巻くのが痛すぎるので左手で巻き続けました。

音を聴くと頭の中に光が降り注ぎ、脳の中がじわーっと熱くなった感覚がしたのを今でも覚えています。

資料請求の時に読んだ血流の回復といった感じです。その時に発した言葉は「借りてよかった。これを続けたい」です。

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